2020年2月18日 中建日報 診断士会定例会(42回) 診断士会定例会(42回) 呉鎮守府地下壕の特別講演など | プレス情報 | 広島県コンクリート診断士会

2020年2月18日 中建日報

広島県コンクリート診断士会 第42回定例会開く 呉鎮守府地下壕の特別講演など

2020年2月18日 中建日報 診断士会定例会(42回) 診断士会定例会(42回) 呉鎮守府地下壕の特別講演など | 広島県コンクリート診断士会
 広島県コンクリート診断士会(十河茂幸会長)の第42回定例会が12日、広島市中区で開かれた。この日は広島工業大学建築デザイン学科で講師を務める光井周平氏が特別講演「旧呉鎮守府地下壕について」を披露したほか、賛助会員のアオイ化学工業とポゾリスソリューションズによる企業紹介などが行われた。
 定例会は、設立時から隔月で定期開催している勉強会。今年初めての開催となったこの日も会員有志ら約30人が知識習得、技能向上のため参加した。
 急用で欠席した十河会長(近未来コンクリート研究会)に代わって挨拶に立った岡田繁之副会長(極東興和)は、「今回で第42回を数える定例会だが、建築分野の講師に来ていただくことは初めてかも。旧呉鎮守府地下壕については4月に見学会の開催も企画しており、奮って参加してほしい」と述べた。
 勉強会は3本立て。まず、特別講演では、本来は木造の建築構造学が専門である光井氏が呉鎮守府防空指揮所及び地下壕の調査に携わるようになったきっかけや、准教授を務めた呉高専時代に学生らとともに実施した調査結果を紹介したほか、分厚いコンクリートに覆われ、広大な空間を有する地下作戦室内部など地下壕のようすなどを写真で解説。
 同会はコンクリートの専門家集団であることから、内部の状況等に関する専門的な知見がほしいとも話し、4月の見学会への積極的な参加を呼びかけた。
 また、賛助会員による企業紹介では、アオイ化学工業の講師が一昨年80周年を迎えた同社の業務内容や土木・補修工事等に活用できる多彩な製品群を紹介。ポゾリスソリューションズは、水と混ぜるだけで使用でき、付着性がよくロスが少ないポリマーセメント系モルタル材「マスターエマコS990」を中心とした同社の製品についてプレゼンテーションした。
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