2014年08月18日 中建日報|広島県コンクリート診断士会定例サロン|2つの新材料特徴など学ぶ | プレス情報 | 広島県コンクリート診断士会

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2014年08月18日 中建日報

広島県コンクリート診断士会定例サロン|2つの新材料特徴など学ぶ

2014年08月18日 中建日報 広島県コンクリート診断士会(米倉亜州夫会長)による第15回定例サロンが6日、広島市中区堀川町にある新地サロンで聞かれ、会員約30人が出席。コンクリートに関する2件の新材料について特徴や採用事例などを学んだ。
 サロンは、会員の技術向上と親睦を目的に2カ月に一度開催している勉強会で、(株)大野石油店酸化チタン部の北山一郎部長による「光触媒ミラクルチタンの特徴と土木への応用」とランデス(株)本部技術センターの細谷多慶副センター長による「高炉スラグを用いて耐塩害性、耐凍害性、耐硫酸生を向上した撤密コンクリート『ハレーサルト』」がこの日のテーマ。
 『ミラクルチタン』は、酸化チタンを液体化したもので、従来の粉末であった酸化チタンより性能が高く、塗布すると薄膜を形成し、高い親水性から汚れやカピがつきにくくなるとともに、光触媒作用で消臭・抗菌作用も持つ。美観を維持したい建築物や消臭・抗菌作用を活用した電気製品での採用が多いが、県内でも「てつのくじら館」(呉市)の潜水艦表面などに塗布されており、参加者からは「汚れを目立たなくしたいコンクリート構造物にも応用できる」との感想が聞かれた。
 また、後半で紹介された『ハレーサルト』は、砂の代わりに高炉スラグ細骨材を100%使用したプレキャストコンクリート製品用のコンクリートで、工場製品の有利さを生かし、低水セメント比でも材料分離しない配合が研究開発されたことで、従来のプレキャストコンクリートでは実現できなかった高耐久性が特徴。資源がリサイクルできる利点や価格競争力も見込めることから、「今後の普及が期待できる」との意見が出た。
 同会・徳納武使事務局長によると、「今回のように最新の話題や技術を紹介する定例サロンは今後も定期開催する」としており、次回は10月15日に開催予定。会員以外の見学・聴講も可能だが、会員であれば参加は無料。開催情報などは同会のHP(http://h-cd.jp/)で公開している。
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