2016年05月24日 経済レポート|「平和の灯」劣化調査|県コンクリート診断士会 | プレス情報 | 広島県コンクリート診断士会

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2016年05月24日 経済レポート

「平和の灯」劣化調査を実施|県コンクリート診断士会

2016年05月24日 経済レポート|「平和の灯」劣化調査|県コンクリート診断士会 広島県コンクリート診断士会診断士会(中区南竹屋町、米倉亜州夫会長)は十二~十四日の三日間、平和記念公園内の「平和の灯」の劣化調査を実施した。
 会員企業から延べ百人がボランティアで参加し、最新機器と最新技術を駆使して調査に当たった。
 平和の灯は昭和三十九年建立のRC構造物で、近年は劣化やひび割れが目立ち観光客に指摘される事も。手前の原爆死没者慰霊碑はコンクリートで建立後、著しい劣化のため御影石製に作り替えられた過去がある。
 調査はコンクリートの分析試験コア採取や鉄筋腐食度、ドローンによる空中写真撮影、三次元レーザー測置などを実施。
 今回の結果と今後の室内試験結果を総合し、長寿命化提案として八月以降に市へ提出する予定。
 今回の調査で全体調整を担当した、同会の鈴木智郎副会長=写真右から二人目=は「世界中の人が祈りを捧げる構造物の劣化を、広島人として放置するわけには行かない」と話している。

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