2019.10.2 中建日報 広島道床版取替工事を見学 | プレス情報 | 広島県コンクリート診断士会

2019年10月2日 中建日報

広島道床版取替工事を見学

2019年10月2日 中建日報 | 広島県コンクリート診断士会
 広島県コンクリート診断士会(十河茂幸会長)は26日と27日、「広島自動車道(特定更新等)烏帽子第1橋(下り線)他1橋床版取替工事」の現場で会員を対象とした現場見学会を開いた。隔月開催し、第40回に達した定例会の一環。会員23人が参加し、PC床版への取替工事などを間近で見学した。
 西日本高速道路では、高速道路の老朽化を受けて本体構造物の大規模更新・修繕事業に着手。特に橋梁では、凍結防止剤等によって劣化したRC床版をより耐久性の高いPC床版へ取替えることなどを主な整備メニューとし、2015年からの15年間で約1・8兆円(橋梁床版のみ、東・中・西日本高速道路の合計)を投じる計画を発表していいる。
 現場見学の対象となった工事の内容は、広島自動車道の広島北JCT~広島北IC間で烏帽子第1橋(3径間連続非合成鈑桁×2、橋長246・2m)と烏帽子第2橋(3径間連続非合成鈑桁、橋長112m)の既設床版を撤去し、PC床版を架設。さらに防水工、舗装工、落橋防止装置の設置、支承の取替えなどを実施するというもの。
 施工を担当する極東興和は、第1橋の工事を8月中旬までに完了させ、現在は第2橋の床版取替え工事に着手しており、進捗率は約72%。2020年4月8日の完成に向けて鋭意工事が進められている。請負額は17億2800万円(税込)。
 見学会では、同会の岡田繁之副会長(極東興和)と寄井治現場代理人からNEXCO西日本管内の更新事業の現状や今回の工事概要、注意事項などについての説明を行ったのち、現場に移動。
 老朽化し、ひび割れや鉄筋露出などが見られる既設床版をダイヤモンドカッターで切断し、クレーンで1枚ずつ吊上げながらPC床版に取替える作業を間近で見学し、作業手順や既設床版の状況などについて細かく質問を投げかけた。
 見学会に参加した米倉亜州夫氏特別顧問(米倉社会インフラ技術研究所)は、「われわれ技術者でもPC床版への取替工事を目の前で見られる機会はめったにない。私も勉強になったし、会員の皆様にとっても良い勉強になったのでは」と話していた。
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