2021年6月22日 中建日報
書面決議による通常総会
十河会長らの続投決める
広島県コンクリート診断士会は18日、書面決議による第11回通常総会を開き、各議案を事務局原案通りに承認。役員改選では、十河茂幸会長(近未来コンクリート研究会)、岡田繁之副会長(橋梁調査会)をはじめとする主要役員の留任を決めた。
新型コロナウイルス感染拡大に配慮して書面決議を選択した総会では、メールの投票機能も活用しながら各会員の意見を集計。2020年度事業報告や収支決算報告、21年度事業計画案並びに収支予算案などの議案について、過半数の承認を得た。
事業計画では、コンクリートの調査・診断・補修技術に関する情報収集と会員への提供を引き続き行っていくほか、2カ月に一度開催している定例会(勉強会)の継続、公正・中立の立場からのコンクリート施設管理者への支援などの事業を推進することを申し合わせた。
同会は、コンクリート診断士の技術力、社会的評価の向上などを目的に11年に設立された。今年度も5名の新規会員を迎え、正会員86名、賛助会員26社が参加している。